カードリーディング

「なぜ、人は心のなかを見ることができないのだろう」

目に見える傷を人は「辛いね」もしくは「痛いね」と理解するけれど、
なぜ目に見えない辛さは理解しようとはしないのだろう。

これは、私の子どもの頃の疑問です。
小学生時代の私は、学校に馴染めず、ずっとしんどさを抱えながら生活していました。

そして、時を超え。
私は子どもの頃に願った道具と出逢うことができました。

それが、カードリーディングです。

カードリーディングって何?

カードリーディング及びタロットリーディングは、占いの種類で言いますと卜術(ぼくじゅつ)の部類に入ります。

簡単に説明しますと、占いは命術(めいじゅつ)、卜術(ぼくじゅつ)、相術(そうじゅつ)の三種類があります。
命術は主に、生年月日を使い、星の配置や運行状況などで個人の性格やこれから起きるであろうことなどを読み解いていきます。西洋占星術などが該当します。
卜術は、偶然でた事象から、シンボルを読み解き、意味を見ていきます。タロットリーディングなどが該当します。
相術は、その形から意味を読み解いていきます。手相、人相などが該当します。

卜術であるカードリーディングは引いていただいたカードから、カードの情報を読みます。
タロットや、オラクルカードと呼ばれるカードには絵が描かれており、その絵の意味、および配置から、カードの意図していること、読み取れることを伝えます。

カードは、何を写し出しているのでしょうか。
偶然引いたカードに、何がわかるというのでしょうか。

私はずっと、そのことをカードリーディングについて学び始めた頃から考えていました。
ただの偶然に、なぜ意味を見出すのかと。
そもそも偶然ではないとしたら?

正直なところ。
今の私も半信半疑でいます。
「ただの偶然」だからそう大した話ではない、と思う気持ちも大事だな、と思っています。
当たるも八卦当たらぬも八卦とも言います。

しかし、鑑定の現場に立てば立つほど、同じカードばかりが出る。
同じメッセージばかり出る。
カードを変えても、似たようなカードが出る。

これはとてもよくあることです。

「あぁ、それよく言われるんです」
「この間、それ言われたんです」
と、言われること、よくあります。

本当に大事なこと。
本人が知るべきことについては、カードからだけではなく、周りの人から、どこかの誰かから伝えられたり、目に入ったりするもの
だと思っています。

そして、カードがどう言ったとか、どう言われた、などは大切なポイントではあるのですが、そこまで重きをおくべきことではないと私は考えます。

それを聞いた私はどう思ったのか、どう感じたのか、どうして行きたいのか。

ここが私は一番大事だと思いますし、全ての答えは皆様の身体と心の内側にあると思いながら、仕事をさせていただいております。

カードリーディングは瞬発力がある。

そういうスタンスでリーディングをしているということを理解していただいた上で、なぜ、私がこの卜術であるカードリーディングを選択しているのかと言いますと、カードとのご縁があったことと、カードリーディングは瞬発力があるからです。

今の時代は、変化が大きく、その瞬間瞬間で様相を変えていきます。

カードは「今ここどうする!?」という場面に有効かつ非常に心強いツールです。
人との相性を見る際にも、名前や生年月日を教えていただくても、観ることが可能です。

私たちカードの読み手は、カードから何を読み取っているのか、と言うと、カードたちが表現する世界から伝わってくるエネルギーを、感じ、読み取っていると思います。

エネルギー…読むって…あやしい!って思われた方もいるかと思うのですが、普段から皆さんも毎日やっていると思います。

街を歩いていても、ここ気持ちがいい、とか、この道なんか暗くて危なそうだから通るのやめとこう。
これは、十分エネルギーを読んでいる、と私は感じます。
私たちカードの読み手はこれをカードでやっていると思っていただければありがたいです。

より今の自分に合った読み手と出会う。

例えばですが、あなたが英語の本を翻訳していたとして「I love you so much」という文章が文中にあった際、なんと訳すでしょう。

きっと前後の文章の流れや、ニュアンスで直訳で「とても愛している」と書く場合もあれば、「君のこと、すごく愛しているんだけど」みたいな書き方をすることだってあると思います。

これはカードリーディングも同じです。
意味を見るだけであれば、タロットの本を読めばわかります。

しかし、読み手を介して観るというのは、読み手の経験、生きてきた背景や考え方、感性などが大きく関わってくるのです。
読み手の個性によって、どのような言葉を用いるのか、またどこにフォーカスしているのかによって変わってきます。
そこがおもしろさであり、興味深い点だと思うのです。

この翻訳は、読みやすい。なんか好き。よく伝わる。微妙。言っていることは入ってくるけど、心に響かない。何言っているのかわからない。小難しい。

カードの読み手が何を目指して生きているのか、どんな思いでカードリーディングを行なっているのか。
その人のポリシーやミッションも感じていただいた上で、ご自身の感覚と共感できる方を選んでいただいくと、より今の自分に合った読み手と出会えると思います。

解釈を聴きながら、感じることが大事。

カードリーディング、タロットリーディングと言いますと、どこか怪しげというか。
暗い部屋でお香がたきしめられていて、紫のベールに包まれた、眼しか見えないような人がやっているようなイメージかと思いますが、それは海外の方が日本っていうと、日本人、侍、ちょんまげ!みたいなイメージと一緒です。

カードリーディングは基本的な考え方を知ると、なぜ、そのカードリーダーがそのように読み取ったのか、がわかるようになっています。
いくらエネルギーを読んでいる、とはいえ、基本があってこその話です。
なので、恐ろしいものではなく、そして盲信するものではないのです。

カードの読み手の翻訳、解釈を聴きながら、自分でも感じてみてください。
自分で見て、理解する、感じる、ということができるのもカードリーディングの大きな特徴であり、力です。

カードリーディングを通じて、自分は今何をどのように感じているのか、そして、どのように動いていけば良いのか、をぜひ感じてみてください。

カードはこれからの現実を生きるのに、非常に有効な道具の一つです。
だからこそ、長い時を経ても人に愛され、使われてきたのだと思います。

目に見えない人の心を映し出し、私たちに伝える。

この素晴らしい道具がよき働きができますよう。

私がセッションを行う際には、どうして私はこのように読み取ったのか、カードの説明、配置についてもお話しながら、
地に足のついたカードリーディングをご提供して行きたいと思っております。

あなたの迷いが晴れ、自分の心と身体そしてスピリットが
本当に望む方向へ舵取りがしていけますように。

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