ひとつ、ひとつ
誰しも好調不調の波はあると思います。私にもあります。
そういう時、どうしているのか。
大体あがく時も多いのですが、最近はひとつひとつを丹念に検査することに集中しています。
大体調子が悪い時というのは、早くよくなりたい、なんとかしたい、と気持ちは焦り、一足飛びで結果を求めるものですが。
その詰まりというのは自分の人生のある部分をどう改善したら良いのか、ということができるポイントでもあるので、宝になりうる、とも言えるわけです。
問題…課題など、とにかくなんとかしたいことが見つかったらそれを書き出し、これがどうなったら一番ベストなのかを書いて、今自分はどの地点にいてどう変えていきたいのか(どう変える必要があるのか)を考えていきます。
今の自分には何ができるのかを、見つめる良い機会になります。
調子が悪い時ほど、じりじり、ミリ単位で事を進めるような気持ちでいると良いものです。
例えば、朝仕事に行きたくないとします。
気持ちがくらーく、本当に滅入った気持ちになっているとします。
滅入った気持ちと、どうなったら心地いいのか、どうなりたいのか、の気持ちの両方を見ます。そして、その中で、まぁ、できる範囲のベターな気持ちに気持ちを寄せていきます。
私の実例でいいますと、滅入った気持ちがあるのを認めた上で、疲れるからこの滅入りがなくなればいいのに、と思いました。そしてせめて気分が上がる思いつきをします。私にとって気分が上がる思いつきは「夜、外食にいこう!」だったので、それを思って気持ちを上げていきます。(実際外食に行くかどうかは別の話ですが)
すごく些細な事ですが、これだけで結構気持ちが前向きになって、外食何食べにいこうと考え始めた時点で、滅入りの濃さは薄まってくるように思いました。
私はこれをグラデーションで考える、と思っています。
これは、意外に色々なことに使えまして、おすすめです。